別居後の学校への報告は必要?子どもの心を守るためのポイント

結婚・離婚
夫婦が別居することになれば、子どもにも大きな影響を与えます。
別居後の状況を学校側に適切に報告することで、子どもが安心して学校生活を送れるように
なる可能性が高まります。
しかし、「どこまで話すべきか」「プライバシーの範囲をどう考えるべきか」で迷いますよねー
学校にどう伝えたらいいか迷っている場合は参考にしてみてくださいね。

結論、別居後に学校に報告する方が今後の流れがスムーズです。

子供は、家庭での環境の変化や親の離婚などの寂しさで学校でも情緒不安定になります。

家庭で起こったことや家庭での子供のことを学校の先生に共有しておくことが必要です。

トラブルが起こった時の学校側の対応も変わってきます。

ただし、すべて話す必要はありません。

プライバシーを守りつつ、子どもに関わる重要な部分に絞って伝えるのが大切です。

 

学校に伝える前に、まずは子供に相談する

「どんなことを先生に話しておいたほうがいいか」相談してきましょう。

通いなれない通学路で道に迷うのが不安?

学校のお友達にはどこまで言う?もしくは言わない?仲がいい友達だけ話しておく?

など子どもにとっての不安なことは聞き出しておいた方が先生に話やすいです。

 

学校への報告についての内容とリスト

学校への報告について内容をリスト化してみました!

参考にしてみてくださいね。

タイミングについて

1:別居が決まった直後

私は、別居が決まった段階ですぐに学校に報告しました。

授業が終わって子供達が帰るくらいの夕

方の時間帯にお電話にてお伝えしました。

先生に伝えるときは、子どもがいない空間でお話したほうがいいと思います。

生活が落ち着く前に早めに相談するのが理想的です。タイミングよく別居をする前に授業参観など

があれば直接お話できるともっと安心してお話できますね。

 

2:引っ越しにより通学ルートが変更になるタイミングで話す

通学路ルートや通学時間の変更があるならすぐに伝えましょう。

小学校なら下校するお友達などが変わる可能性もあります。

友達同士でもめたりしないように先生に事前にお話ししておくとスムーズです。

 

誰に相談するか?

1:担任の先生

まずは担任の先生に相談するのが一番です。

子どもを最もよく見ているため、日常の変化に気づきやすいからです。

担任の先生に話しておくと子どもも安心感を持ちます。

2:学年主任やカウンセラー

担任の先生が長期不在にしている時や、担任の先生には話しずらいなどの理由がある場合は、

必要に応じて追加のサポートや専門的な相談するのもいいと思います。

 

伝える際におさえるべきポイントは3つ!!

具体的なトラブルの詳細は伝える必要はありません。

学校側に伝える際におさえるべきポイントは3つです。
  • 親の別居で生活拠点が変わったか(通学路が変更になったらすり合わせしておく)
  • 子どもへの影響(情緒不安定、寂しさ、不安などが見られる場合)
  • 今後の連絡先(保護者間の連絡窓口を一本化する場合など)

 

【詳細リストはこちら】

(1) 基本的な情報

  • 生活拠点の変化:子どもが別の場所に住むことになった場合は、学校に伝えましょう。
  • 連絡先の変更:保護者の連絡先が変わる場合、学校に速やかに伝える必要があります。

 

(2) 子どもの心や行動の変化

  • 情緒不安定な様子:急に泣いたり集中力を欠く場合は先生にも知っておいてもらいましょう。
  • 不安や緊張の兆候:夜眠れない、登校を嫌がるなどのサインがあれば報告します。

 

(3) 学校生活への影響がある場合

  • 登下校の変更:送り迎えの有無や、登校時間の変更があれば伝えます。
  • 学用品や制服の準備:生活の変化で準備が整わない場合、早めに相談しておきましょう。

 

(4) 伝えたい希望や配慮

  • プライバシー保護:他の生徒に別居を知られたくない場合、その希望を先生に伝えましょう。
  • 必要なサポート:子どもがカウンセリングを希望する場合など、学校のサポート体制を確認します。

 

 子どもへの対応についての希望は詳細に伝える

1:子どもが他の生徒に別居の話を知られたくない場合は必ず伝えておきましょう。

別居することになった経緯は各家庭によって理由は様々です。

離婚を控えている家庭の子供にとって友達に人から知られることを嫌がることもあります。

「友達には自分で話したかった」と子供が思っている場合もとても多いと思います。

仲がいい友達が誰なのか?先生はわかっているようでわかってなかったりもします。

仲がいい友達はリアルタイムで変わっていることのあるので。

 

2:学校側に特別な配慮が必要であればお願いしておく

離婚により住み慣れた家を離れて寂しい思いをしている中、子供が情緒不安定になることも多いの

で家庭での子供の状況も学校側にお伝えしておくとよいでしょう。

家庭では不安定でも学校では我慢している場合もあるので、体調の変化などを気を付けてみてほし

と先生にお願いしておくと安心です。

 

私の場合はこうだった

私の子供の場合は、通学路の変更で迷いがあったので、その旨も伝えました。

別居に慣れるまでは、担任の先生が下校の途中まで付き添いをしてくれました。

日中の子供の変化なども連絡帳に記載するのではなく、電話で報告してくれたり便箋で伝えて

くれたりもしました。本当に担任の先生には感謝しています。

先生のサポートがあってこそ今の子供達が元気に学校生活を送れています。

私はきちんと学校側に伝えておいて良かったと心底思っています。

 

 まとめ

別居後、学校への報告を適切に行うことで、

子供の精神的なサポートを家庭をと学校と両面で支えることができます。

子供にとっても親の離婚で別居になったことは、納得いかないことばかりだと思います。

 

親には相談できないことがあるあるかもしれません。

そんな時に、きちんと家庭の状況を話しておくことで、子どもも先生に相談しやすくなります。

一人で抱え込まず、学校とも協力しながら前向きな生活を築いていきましょう。

 

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