神経質で細かすぎる人って身近に一人はいませんか?
特に会社で先輩や上司が「神経質」で、どう接したらいいか悩んでいる。
正直、めんどくさい!!と思ってしまう方にむけて「神経質な人」との
上手な付き合い方の参考になると嬉しいです。
神経質な人がめんどくさいと感じる瞬間
神経質な人は細かいところに気を配りすぎたり、
周囲に同じレベルの注意深さを求めたりします。正直、めんどくさい…と
思うこともありますよね。
具体的にはどんな場面が「面倒」と感じる原因になるのか、以下にいくつか
挙げてみます。
細部にこだわりすぎて「完璧」を求めてくる
神経質な人は、どんな小さなミスも見逃さず、自分にも他人にも常に「完璧」を求めます。
神経質な人は、印刷物で一カ所でもズレていると過度に気になり修正したくなります。
後輩の指導でも自分が気になるので、自分の基準で厳しく指導するパターンが
多いですね。
細かっ!なんでそんなこと気にするの?
結果が同じならそこ気にしないほうが効率いいんだけど。
めんどくさいなぁ…
そうなんです。神経質な人は、他の人が気にしない部分でも気にするんですね。
例えば、線は「きちんと定規でひきましょう」とか(笑)
神経質な人は、フリーでの手書き線は許せない人もいます。
上手な付き合い方
神経質な方は自分の考えや感じ方を理解してもらいたいと思っています。
まずは「共感」を意識して新人で仕事が不慣れなうちは適度に
聞き流しましょう(笑)
自分がある程度成長したら、少しづつ仕事のやり方を変えていきます。
先輩や上司が細かく指導してくるということは、あなたに期待している
ということです。
どうでもいい後輩には何も言わないのが神経質な人です。
計画通りに進まないとイライラする
神経質な人は、予定や計画が少しでも狂うとイライラが態度にでます。
自分ルールがあり基本的には「途中変更」は好まないのです。
予定はあくまでも予定でしょ?
計画通りにいかないことだってある。
何でイライラしてしてるのか理解できない…
上手な付き合い方
神経質な人は、事前に計画を立ててそれを相手と共感することで安心感と信頼を感じています。
計画に変更や問題が生じた時には、早めに「相談」が鉄則です。
少しでも予定通りに進まないことが分かった時点で相談報告をしましょう。
自分は知らなかったということを嫌うので、共有することを心掛けてみてださい。
チェックに時間がかかり基本心配性
神経質な人は、何度も何度もチェックしても心配するのです。周りからは確認しすぎて
時間がかかる人と思われています。
省略を嫌うので基本に忠実に物事を進めていくことを好みます。
チェックにそんなに時間かけてどーするの?
確認するのはとてもいいことだけど、
何度も何度も確認するなんて時間がいくらあっても足りないよ!
上手な付き合い方
神経質な人は、心配性です。あなたが出来るかぎり先回りをして、
早めに行動をおこします。1回目のチェックは私がやりましたよ~
くらい言って安心させてあげましょう。
心配性なことはいいことでもあります。ミスなく仕事をこなすことが
できるという意味でもあるので、強みでもあるのです。
あなたが協力して仕事をすることで信頼が産まれるといいですね。
色・並び・汚れの3原則がある
神経質な人は、自分ルールがあります。
例えば色。会社でいう棚のファイルの色が違うとモヤモヤするんです。
棚に同じ種類のファイルがずらっと並んでいるのに一つだけ違うとか、
テプラの色が一つだけ違うなどが気になるのです。
並びも同じです。同じ種類の同じ形で並んでいるのに一つだけ違う形のものが置いてあるなんて
許せないんです。
汚れも同じですね。単純ですが、指紋やベタベタ感やざらつき感やホコリが許せない人が
多いので、神経質な人ほど奇麗好きな人が多いのです。
上手な付き合い方
同じ空間で仕事をする上で大切なことはお互いに
「共感しお互いの基準をできるだけ寄せていくこと」です。
人間関係の基礎となる部分になりますね。
神経質な人は色や並びや汚れの3原則を持っていることをあなたが理解し、
めんどくさいかもしれませんが可能な限り神経質な人の意見も極力、
取り入れることでうまくいきます。
はじめのうちは大変かもしれませんが、会社の事務所の外観的なところは
あなたが努力する必要がありそうです。
上司の仕事が細かすぎるときの対処法3選
上司の仕事が細かすぎるときの対処法を3つお伝えします!
「先回りすること」を意識して、以下の方法を試してみてくださいね!
上司がよく確認するポイントを先に修正してアピールする
上司がよく指摘する部分をリストアップしてみましょう。
例としては以下のような内容が多いです。
- フォーマットや書式:資料のレイアウトや書き方
- ミスの多い箇所:過去に何度も修正を求められた部分
- データの正確さ:数字や引用元の信頼性
リストアップして、実際に重点的に自分なりに進めたところを
提出時に一言伝えておくのもうまくいくコツです。
「以前教えていただいた方法で進めました。
足りないところや不備があればご指摘お願いします」
このように、
上司のアドバイスをきちんと反映していることを伝えるがポイントです!
これにより、「細かく指導しなくても任せられる」と思わせることができます。
付箋の活用
付箋を最大限活用しましょう!!
付箋をたくさん貼ればいいということではなく、見てほしい重要なポイントや
不明点の場所などを明確にして上司に報告することは、上司への気遣いにも
なります。自分の今の仕事のスキルを上司に明確に伝えておきましょう。
細かい上司にとってもチェック事項を減らすことができます。
つまづいているポイントがわかれば次回からは、細かい上司はその部分を
重点的にチェックしようと思うことができるからです。
途中で進捗を見せておく
途中段階でこまめに報告を入れることも大事です。
途中報告は、上司の安心が増すので上司の細かいチェックの頻度が減りますよ。
何度も報告してくれる部下に対して「信用」してくれるようになります。
その仕事に慣れてきたら、途中報告の回数を減らしていくことができます。
まとめ
神経質な人と同じ空間で仕事をするのは、とても疲れてしまいがち。
でも同じように神経質な人も「自分のこだわりが受け入れられるか」と
常に心配しています。神経質な人は基本的には優しい人も多いです。
仲良くなると助けられることも多いはずです。
細かい上司や先輩はから認めてもらえたら自分への自信にもつながりますよ。
「神経質」を個性と思って理解し、お互いに安心して仕事ができるようになるといいですね。
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